5月12日オンライン開催 Hyperledger Tokyo Meetup


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業界の壁を越えたオープンスタンダードのための重要機能に取り組むブロックチェーンプロジェクト Hyperledger https://www.hyperledger.org/ のコミュニティイベントです。仮想通貨で知られるようになったブロックチェーンは、実はあらゆるビジネスへの展開が進んでいます。最新技術からユースケースまで、さまざまな企業のみなさんと情報を共有します。
《プログラム》
18:00 - 18:10
Opening Remarks
Linux Foundation, Vice President of Japan Operations, 福安 徳晃氏
18:10 - 18:50
ブロックチェーンの実用化に向けたネットワーク・スケーリング
講演者 : セウェカリ シタル氏
アクセンチュア株式会社 テクノロジーコンサルティング本部 ブロックチェーン&マルチパーティ・システム シニアマネージャー
概要 : POCからPOVに向けて市場が動き出している中で、多くの企業がブロックチェーン導入に際して抱えている課題は、ブロックチェーンネットワークの構成やスケーリングにかかる時間及びスキル不足です。この課題さえ解決できれば企業はビジネスケースに集中することができます。BAF(Blockchain Automation Framework)を活用することで、厳格なネットワーク管理要件を充足するスケーラブルなブロックチェーン・ネットワークを構築できるとともに、従来の開発および管理プロセスと比較してコストを大幅に削減することができます。本セッションではBAFについて詳細を説明します。
18:50 - 19:30
Hyperledger Fabric向け非中央集権型システム運用ツール
「運用スマートコントラクト(OpsSC)」のご紹介
講演者 : 佐藤 竜也氏
株式会社日立製作所
概要 : ブロックチェーンを活用したシステムの本番適用が進む中で、そのシステム運用管理は重要になってきます。このようなシステムは複数組織に跨って構成されることが特徴となりますが、ブロックチェーンを使う価値をより活かすために、我々はシステム運用を特定の組織に依存せずに実行する方法の確立をめざしています。運用スマートコントラクト(OpsSC)は、システム運用作業をスマートコントラクトとして定義し、各組織がこのスマートコントラクトに従って各々のノードに対して運用を実行することで、これを実現します。このたび、Hyperledger Fabric v2.x向けに、ネットワーク管理(チェーンコード管理、チャネル管理)を行うOpsSCをオープンソースとして公開し、2021年2月にHyperledger Labsとして登録されました。Hyperledger Fabric v2.xでは個々の運用コマンドが非中央集権的に行えるようになりましたが、本OpsSCを用いることで、設定パラメータ共有など含めたEnd-to-Endの運用フローも非中央集権的かつ効率的に行えるようになります。本講演では、ブロックチェーンを活用したシステムの運用上の課題について述べ、Hyperledger Fabric向けのOpsSCについてデモを交えてご紹介します。
19:30 - 20:10
Hyperledger Cactus V0.4 リリースの概要と今後の開発方針
講演者 : 竹内琢磨 研究員
富士通株式会社 富士通研究所 研究本部 データ&セキュリティ研究所
概要 : Hyperledger Cactus は、異なるブロックチェーン間の安全な相互接続で実現される統合型サービスの構築を容易にするライブラリ/ツール群を開発するOSSプロジェクトです。2021年3月にリリースされた Cactus V0.4 では、Go-Ethereum、Hyperledger Fabric、Hyperledger Sawtooth を始めとした6種類のブロックチェーンへの接続機能(LedgerPlugin)、および3種類のサンプルアプリケーションを公開しました。本講演ではCactusV0.4の概要およびサンプルアプリ利用方法を説明するとともに、開発者が新規のブロックチェーンへのLedgerPluginを実装する場合に向けた開発方針について説明します。

5月12日オンライン開催 Hyperledger Tokyo Meetup