10月7日オンライン開催 Hyperledger Tokyo Meetup


Details
こちらからウェビナー登録をお願いします (必須)
https://zoom.us/webinar/register/WN_V1Itqd8rSFqc7AQSMet85w
Hyperledger ( https://www.hyperledger.org/ ) は、業界の壁を越えたブロックチェーン技術の進化をめざすオープンソース共同開発プロジェクトです。Forbes Blockchain 50 2021で紹介されたブロックチェーン有力企業50社の事例の中で60%がHyperledgerテクノロジーを使用するなど、エンタープライズ領域での採用が進んでいます。
今回のTokyo Meetupは、Hyperledgerテクノロジーの中でも特に関心が高い Hyperledger Fabric に関する技術トピック「Hyperledger Fabric 簡単構築ツール minifabric のご紹介」「Hyperledger Fabric Private Chaincode のご紹介」の2講演+Q&Aを行います。ぜひご参加ください!
- Forbes Blockchain 50 2021: https://www.forbes.com/sites/michaeldelcastillo/2021/02/02/blockchain-50/
《プログラム》
18:00 - 18:10
Opening Remarks
Linux Foundation 福安徳晃氏
18:10 - 18:50
Hyperledger Fabric 簡単構築ツール minifabric のご紹介
講演者:富士通株式会社 データ&セキュリティ研究所 中川 格氏
概要:minifabricは、ブロックチェーンプラットフォームの1つHyperledger Fabricの環境構築を容易にするOSSです。
ブロックチェーンを使ってみたいが環境構築が大変で敷居が高いという問題を解消するため、minifabric は簡単さと柔軟性をあわせ持つ構築ツールとして開発されています。本講演では、minifabricの基本的な使い方を紹介するとともに、本番環境構築などに向けた学習ツールとしても使えるように内部の仕組みについても紹介します。
18:50 - 19:20
「Hyperledger Fabric Private Chaincode」のご紹介
講演者:株式会社日立製作所 池川航史氏
概要:世界経済フォーラム2019にて新しい経済活動には「信頼性のある自由なデータ流通(DFFT: Data Free Flow with Trust)」が最重要課題であると提言されました。特に、医療機関や政府など、プライバシー保護が不可欠な領域では、医療データや個人情報などのセンシティブなデータを扱わなければならない課題があります。Hyperledger Fabricを始めとした分散型台帳技術は複数の組織間で信頼してデータを共有することを可能にしますが、トランザクションおよびデータを全ての参加組織に開示するため、センシティブデータの扱いには適していません。Hyperledger Fabric Private ChaincodeはTrusted Execution Environmentを用いてトランザクションおよびデータの内容を秘匿した状態でチェーンコードを実行することを可能にします。本講演では、Hyperledger Fabric Private Chaincodeについて使い方やユースケースを紹介します。

10月7日オンライン開催 Hyperledger Tokyo Meetup