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メルロ・ポンティ「知覚の現象学」を読む

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メルロ・ポンティ「知覚の現象学」を読む

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毎週水曜日・土曜日19:30~21:30開催、予習不要の気軽なオンライン読書会です。どなたでも手ぶらでお越し下さい。

今回は20世紀最大の思想家の一人、メルロ・ポンティの「知覚の現象学」(中島盛夫訳、叢書ウニベルシタス)を読む読書会です。お腹が空いたら悲しくなったり、温かいお湯に浸かると嬉しくなったり。はたまた、花を見たら美しいと思ったり、深い谷底を見ると恐ろしく感じたり。体が知覚するさまざまな現象は、なぜ私たちの気分を移ろわせ、世界の見方を変えたりすることができるのでしょうか。それは時に西洋哲学が信頼を置いてきた理性以上に、世界を根本的に作り出す力を持っているように見えます。そんな知覚の謎に迫った彼の本を、1回2時間30ページ程度ずつ、3か月かけて読み進めます。

🌸読書計画(予定・全25回)🌸
1月22日(水) 後書き
1月25日(土) 序文 現象学とは何か (pp.1-27)
1月29日(水) 感覚とは何か (pp.28-64)
2月1日(土) 注意と判断 (pp.65-102)
2月5日(水) 現象の領野 (pp.103-135)
2月8日(土) 身体(pp.136-162)
2月12日(水) 身体の経験と心理学(pp.163-193)
2月15日(土) 身体の空間と運動(pp.194-224)
2月19日(水) 身体の志向性(pp.225-259)
2月26日(水) 性的存在としての身体(pp.260-288)
3月1日(土) 言葉を表現する身体(pp.289-319)
3月5日(水) 感覚分析(pp.320-352)
3月8日(土) 所感官は世界を持つ(pp. 353-383)
3月22日(土) 空間 上と下(pp.384-417)
3月26日(水) 空間 奥行と運動(pp. 418-452)
3月29日(土) 生きられた空間(pp.453-488)
4月2日(水) 物と自然的世界(pp.489-524)
4月5日(土) 幻覚(pp.525-558)
4月9日(水) 他人と人間的世界(pp.559-592)
4月12日(土) コギト1(pp.593-624)
4月16日(水) コギト2(pp.625-658)
4月19日(土) 時間(pp.659-691)
4月23日(水)能動性と受動性(pp.692-718)
4月26日(土)自由(pp. 719-749)
4月30日(水)私は無から出発して私自身を選ぶのではない(pp.750-762)

📖会の流れ📖
19:30~19:40 参加者自己紹介
19:40~21:00 本の朗読(1段落ずつ)
21:00~21:30 ディスカッション(不明点等)

🌟お願い🌟
もしも可能であれば、1回の参加につき50円のドネーション(Paypay・Venmo)をお願いしています。ドネーションいただいた金額は会の持続的な運営費用(ミートアップへのサブスク代2500円/月額)に充てられます。会の料金という訳ではないので、あくまで有志の範囲、可能な方のみで大丈夫です。

学術書に親しみのない方も、朗読だけ参加したい・ディスカッションは聞き役でいたい方も、単発で参加したい方も大歓迎です。

それでは、会でお会いできるのを楽しみにしております🌷

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本読書会は著作権法第38条第1項(公表された著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金を受けない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができる。)に基づき、著作物を利用させていただいています。朗読箇所については1ページずつ引用する形でスクリーン共有するので、手ぶらでの参加も可能ですが、章全体や書籍全体のデータを共有することはありません。そのため、基本的にはAmazon等でご購入・もしくは図書館等で書籍を借りてから参加することをお勧めします。

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