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What we’re about

朗読というのは、アナウンサーが読むニュースとも違ってどれが正しい読み方というのはありません。ただ、どの方の朗読を自分は好きだ、というのはあると思います。それは読む人のこれまでの人生が、読み方に現われてくるからでしょう。朗読は、読み手自身が媒体となって、書かれているものを聞き手に伝える、コミュニケーションの一つの方法です。

誰かに聞かせるための朗読は、ある程度基本的な訓練を受けることで、より相手に伝わる読み方にすることができます。基本となるのは、腹式呼吸、発声練習、滑舌をよくするコツを学ぶこと。この会では、日本語を一旦外国人の目になって捕らえなおしてから、客観的に分析して訓練してゆき、最終的には、こうした訓練の成果が生かせるような、読み物を読んでいただきます。

テキストは、小説、ノンフィクション、エッセイ、詩、記事など多岐にわたります。色々読み込むうちに、普段自分では気がつかない表現力に気が付くことでしょう。朗読には上手い下手はありません。聞きにくい声と思われている方でも、訓練でいくらでもその声の長所を伸ばすことができます。朗読の訓練を日常的にすることで、普段の話し方も意識するせいか変わってきます。

まずは声に出して、日本語を読んでみませんか!